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極真焼

辻家の大きな製法の特徴に「極真焼」があります。極真焼とは1811年(文化8年)に辻家8代喜平次によって発明された辻家秘伝の磁器製法のことで、大変な手間暇のかかる製法です。

まず作品と同じ陶石の鉢を作り、蓋との接触部分と内部全面に釉薬を十分に施し、それから焼成します。こうすることで鉢の中が真空状態となり、その結果、他には見られない光沢感のある肌合いを生み出すことに成功しました。同時にまたこの製法は、天然呉須の深い発色を促すことにも効果的でした。焼成後は木槌で鉢を粉砕し中の製品を取り出します。合格する割合はなんと4割ほどだそうです。これほどの手間をかけ一品一品制作するだけに、その趣は格別素晴らしく、見事の一言です。