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第十四代 辻常陸 【略歴】

明治42年 誕生   

     東京工業大学窯業科卒

昭和22年 十四代 辻 常陸を襲名

昭和26年 宮内庁より戦後初めて皇室御料器の御下命を戴く

昭和60年 秘伝の極真焼を再興

昭和63年 傘寿を記念誌個展を開催

平成 2年 天皇御即位の大礼に際し祝宴の儀記念の御料器の御下命を賜りました。

平成 9年 米寿を記念し個展を開催

平成 11年 卆寿を記念し個展を開催

平成18年  逝去

辻家は、第112代の霊元天皇の御代より皇室一筋の禁裏御用窯です。 十四代の代表的な作品といたしましては、1974年に昭和天皇並びに皇后両陛下へ献上された『波濤雲龍文鶴首瓶』、『有職鳳凰文鶴首瓶』、また1976年の佐賀での国体において天覧の栄に浴した『雲龍文大花瓶』『有職鳳凰文大花瓶』『瑞獣文大花瓶』の三作品などがあります。今上天皇御即位の大礼には『天杯』を献納されました。

また大英博物館日本美術部にて開催された佐賀県陶芸展の際には、英国王室エドワード王子夫人へ江戸期に制作された「吉祥文 象」(香炉)を献上し、夫妻より感謝状を賜りました。

 東京高等工業学校窯業科を卒業の後、1947年に辻常陸を襲名。その後昭和26年には、宮内庁より皇室御料器である『染付バラ文様洋食器』の御用命を賜り以後現在に至るまで、皇室御用品を中心に制作しておりましたが、昨年20073月天寿を全うされました。生涯最後の作品は、一昨年の9月6日にお生まれになられた秋篠宮親王殿下・紀子妃殿下ご夫妻の第三子、悠仁親王殿下のお誕生記念として制作された、高野槙文 鸛(こうのとり)』(香炉) です。